
多摩川の源流の山。また、山域には多摩川、富士川、荒川の分水嶺もある、水源の山。
国道411柳沢峠からしばらく東京方面に行き、林道を行った一ノ瀬、作場平口から周回してきました。2020年8月現在、一ノ瀬林道の東京側(おいらん淵付近)は通行止めになっていました。
作場平口-ヤブ沢峠-笠取小屋-分水嶺-山頂-水干によって-黒えんじゅ尾根から中島川口へと周回。

ヤブ沢峠までは涼しげな沢沿いを登っていきます。昨年の台風のためか、なん箇所か道が付け替えられているところがあるので少し注意です。尾根に出てしばらく上ると、笠取小屋。小屋を過ぎると草原が広がります。(写真2枚目)
草原の途中に分水嶺があり、その手前あたりから、笠取山の山頂もきれいに見えてきます。山頂直下は急坂なので、やる気をそがれるような気もしますが。
山頂からは、大菩薩はくっきり見えました。富士山も見えるはずです。奥秩父方面からも雲がわいてきていてそちらの展望はあまりありませんでした。山梨百名山の碑のある西側の山頂と、環境省の碑のある東側の山頂と、間にもピークがあります。

山頂を東側へ下り、水干へ寄り道。水源は少し下ったところにあるようでしたが、今回はいきませんでした。少し戻って、中島川口方面へ下っていきます。いろいろな木々の間を通り、沢を渡ったり、しながら下っていきます。一休坂方面への分岐を過ぎるとほどなく、中島川口です。林道を作場平口へともどります。
作場平口-25分-一休坂分岐-35分-ヤブ沢峠-15分-笠取小屋-15分-分水嶺-20分-山頂-25分-水干-5分-分岐路-30分-黒エンジュ-40分-馬止(一休坂方面分岐)-10分-中島川口-25分-作場平口
合計4時間30分