2024年08月06日

甲武信ヶ岳 2日目(2483m 長野県川上村、埼玉県秩父市、山梨県山梨市)

240806_1.jpgこの日は甲武信小屋から再び甲武信ヶ岳山頂へ行き、三宝山、信武白岩(ぶししらいわ)岳の直下、大山、十文字峠を通り、毛木平へ下るコース。
甲武信小屋は東面が開けているのですが、残念ながら雲で日出は見えませんでした。
甲武信ヶ岳へ登り返す途中、ちょっと季節外れのシャクナゲが数輪咲いておりました。季節に来るとなかなか圧巻と思われます。
甲武信ヶ岳山頂へ行ったときは富士山がはっきり見え、写真を確認するとうっすら南アルプスは見えていたようです。
山頂でしばらくのんびりして、三宝山へ。甲武信ヶ岳方面からだと山頂前に、三宝岩への分岐があるようですが、見逃してしまい、そのまま三宝山へ。今回の山行の最高峰2483m。三宝岩へ行かないと展望はなし。

三宝山からは苔むした樹林帯の中などを進みます。



240806_2.jpg尻岩(写真2枚目)といわれる巨岩を過ぎると登り返し。信武白岩(ぶししらいわ)岳の山頂は立ち入り禁止。直下で休憩します。
ほどなく、大山へ。トンボがいっぱい飛んでいました。




240806_3.jpg大山からから下り始めるところに鎖場が3〜4か所あります(写真3枚目)。下りなので慎重に下ります。鎖が終わると苔むした樹林帯を行き、十文字小屋へ。小屋の方が出てきて、この時期は暇なんだよーと。
十文字小屋を過ぎると急な下り。
水のある水場(八丁坂の頭あたりの水場は枯れていると思います)を過ぎると道も平たんになり間もなく毛木平。


甲武信ヶ岳は、アズマシャクナゲが有名でそのシーズンが混むようですが、夏も空いていていいかもしれません。ただ、午後からの天候の急変には注意。
コースとしても、源流をたどる沢沿いのコース、山頂からの展望、苔むした森、岩場など、楽しめ面白い山行になりました。

1日目
毛木平-120分-ナメ滝-75分-源流の碑-40分-甲武信ヶ岳-15分-甲武信小屋
合計4時間15分

2日目
甲武信小屋-20分-甲武信ヶ岳-30分-三宝山-85分-信武白岩岳の直下-50分-大山-40分-十文字峠-90分-毛木平
合計6時間




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2024年08月05日

甲武信ヶ岳 1日目(2483m 長野県川上村、埼玉県秩父市、山梨県山梨市)

240805_1.jpg休暇が頂けたので、泊りで甲武信ヶ岳へ。今年はどこに行こうか迷ったのですが、天気も安定しないようなので、雨でもなんとか登れそうな所へ。
毛木平から千曲川源流へ登り、甲武信小屋泊。帰りは十文字峠を経由して毛木平へ戻るルートで登ってきました。

毛木平からさらに林道を進むと、マルバダケブキ(丸葉岳蕗)と思われる花の群生。登山道の入り口という雰囲気です。千曲川の源流に沿って登っていきます。



240805_2.jpgカラマツの植林帯(たぶん)や、巨岩などを見ながら川沿いを登っていきます。かなりよく整備された登山道です。沢のすぐわきを歩くわけではなくて、少し離れた高台を歩くところが多いので、多少、雨が降っても歩けそうです(ただ、あちこちから水は出そうですが)。
すでに、アキアカネと思われるトンボも飛んでいました。



240805_3.jpgしばらく登ると、西沢のナメ滝(写真3枚目)。まだまだ、千曲川の流れは豪快に流れています。この先、だんだん源流っぽくなってきます。
さらに、1時間近く登ると、千曲川源流の碑へ。日本で一番長い川の起点です。
源流の碑を過ぎると、勾配が急となり、一気に主稜線(奥秩父主脈)へ。源流の碑を過ぎたあたりで雨となり、主稜線に出たときはかなりの雨になってしまいました。山頂は、雨で何も見えず。その時は何も考えていませんでしたが、深田久弥は『日本百名山』の中で、「頂上に降った一滴は、千曲川に落ちて信濃川となり日本海に入る。他の一滴は荒川に落ちて大東京を貫通し東京湾に注ぐ。更に次の一滴は笛吹川に落ちて富士川となり太平洋のものとなる。」と書いている。それが実感できる(?)天気だったようです。

南東側へ下り、甲武信小屋へ。

毛木平-120分-ナメ滝-75分-源流の碑-40分-甲武信ヶ岳-15分-甲武信小屋
合計4時間15分
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2024年07月27日

菜畑山(なばたけうら・1283m・山梨県道志村・都留市)

240727_1.jpg来週、標高の高いところに行こうかと思っているので、足ならしに、と登ってきました。この暑さで、交通の悪い山に登る人はあまりいないらしく、山中ではだれにも会わない山行になりました。
道志村役場に車を置かせてもらい、戸渡バス停あたりから、櫓沢から本坂峠へ登り、ブドウ岩の頭、菜畑山へ。下りは、ミタケ沢から和出村バス停あたりへ出るコースで歩いてきました。

ヤグラ沢キャンプ場を抜け(間違えて敷地に入りやすいので注意)、しばらく行くと林道終点。さらに沢沿いを進みますが、丸木橋が歩きにくいので、近くの浅瀬を狙って、沢を歩いてしまった方がよさそうです。



240727_2.jpg本坂峠からは小さなアップダウンを繰り返し、ブドウ岩の頭。ここで、道が直角に曲がるので要注意。広葉樹林も多くなり、カエデ系の木もあったので、ここも紅葉の季節に来る山ですね・・・。
残念ながら富士山は雲の中のようで見れませんでした。




240727_3.jpg菜畑山からは、20分ほどで林道へ。この林道出合の地点でも、地形図や山地図には下る歩道が書かれていますが、見つけらず、しばらく林道を下って、指導票のある所ところから再び登山道へ。鉄塔を過ぎると、皆伐され、植林されているところがありますが、送電線の巡視路の案内と、ピンクのテープを目印に皆伐帯を歩きます。ちょっとわかりずらいので、要注意。
水なしの沢を渡り、少し沢から離れたところを下っていくと、動物の防護柵があるので、開けてでると、もう車道です。

少々暑い中での山歩きでしたが、沢沿いの道は楽しめました。


道志村役場-35分-林道終点-60分-本坂峠-15分-ブドウ岩の頭-45分-菜畑山-20分-林道出合-45分-下山口-35分-道志村役場
合計4時間45分

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2024年06月15日

秩父御岳山 (1081m 埼玉県秩父市)

240615_1.jpg秩父方面はアクセスが悪そうだなぁーと最近はあまり行ってなかったのですが、先日両神山に登り http://kojikoji0927.seesaa.net/article/503150056.html ちょっと時間はかかるけど、まぁ行けることに気づいたので、今回は、秩父御岳山へ。秩父鉄道の三峰口から強石(こわいし)まであるき、秩父御岳山へのぼり、落合へ下り、道の駅大滝温泉へ出るルートで登ってきました。
強石からまあまあ斜度のある車道を登り、立派な看板のある入り口から登山道へ。杉の植林帯がずっと続きます。指導標があちこちにあり迷う心配は少ないですが、作業道(軽自動車が通れそうな作業道も)が多く、指導票を確認しながら登ります。途中、鉄塔のある838mが樹木伐採で開けていて、休憩にはよさそうでした。https://maps.gsi.go.jp/#16/35.952954/138.951484/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1



240615_2.jpg 看板があって、ガードレールのある立派な林道を超えると、秩父の山っぽい、岩の登りがあります(写真1枚目)。岩がちな登りですが、鎖やロープがしっかり張られていてとても整備されています。
猪狩山・古池・三峰口駅からの道が合流すると山頂。山頂には社と、鐘があります(写真2枚目)。先日登った両神山の展望が見事。山頂は狭いので、あまり休憩できる感じではないです。
社の裏手から下り、ほどなくすると鞍部へ。左に折れて、急な樹林帯をくだっていきます。


240615_3.jpg突然、林道のトンネルの入り口に出て、そのわきからまた下りますが、橋や階段がとても整備されています。しばらく行くと小さな看板がある「きよめの滝」(写真3枚目)。看板によると滝から落合バス停まで10分ほど。
国道140号に出て左に進むと、道の駅大滝温泉。大滝温泉遊湯館で休憩してバスで帰ります。バスは結構混むので、三峰口駅から秩父鉄道に乗り換えるのがいいかも。
杉の樹林帯の多い山ですが、岩場あり、山頂の社あり、と古くからの信仰を感じる山でした。


三峰口駅-25分-強石バス停付近-30分-登山口-50分-杉ノ峠-10分-鉄塔の下-20分-林道出合-30分-山頂-30分-林道出合(トンネル入り口)-50分-登山口-10分-道の駅大滝温泉
合計4時間35分






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2024年04月20日

両神山(埼玉県小鹿野町、秩父市、1732m)

240420_1.jpg距離的には近いが、アクセスがあまりよくなく、これまで登れていなかった、両神山。今回、モンベルのツアーに参加して登ってきました。
コースは、白井差からの往復コース。
白井差あたりで、ミツバツツジが咲いていました。
ミツバツツジを眺めたりしながら沢沿いの道を登っていきます。写真載せませんでしたが、ハシリドコロもいっぱい咲いていました。




240420_2.jpg沢を離れるとずっと急登が続きますが、道はよく整備されていて、とても登りやすい道です。山頂直下に鎖場がちょっとだけありますが、足元もそんなに悪くないので慎重にゆっくり登ればそんなに危ない感じもありませんでした。
山頂では、残念ながら、うっすらもやってしまい、八ヶ岳が何とか見えましたが、写真で見るとあまりよく映らなかったので、こちらも写真なしですみません。山頂が結構混んでたので、あんまりのんびりできずに下山。
最後に、見事な昇竜の滝(写真3枚目)を見て、登山口へ。




240420_3.jpg白井差からは1000円の協力料を払い登ることになりますが、とても整備されたコースを登ることができました。駐車場も予約制なので、車で行くときも安心です。
ただ、やはり両神山らしい信仰の石仏、石碑はなく、ちょっと寂しい気もしました。

白井差-30分-大又-40分-水晶坂-20分-ブナ平-60分-山頂-40分-ブナ平-60分-昇竜の滝-15分-白井差
合計4時間45分



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2024年03月02日

二十六夜山(山梨県上野原市 972m)

240302_1.jpg旧秋山村の二十六夜山(秋山二十六夜山)へ行ってきました。桂川沿いの山は登りつくした感じがあり、電車とバスで行ける山で少し雪が残っていて、ということで「山と高原地図(2023年版)」でコースになっていた二十六夜山へ。ただ、展望もないらしく、冬に行く山ではなかったかもしれません。。。
 上野原から1日1本のバスで、浜沢へ。そこから、二十六夜山へ登り、尾崎へ下山。さらに、寺下峠から柳川へ下るルートとしました。
 バスを降りると、おいしそうなお饅頭屋さんがありましたが、今回はパス。今度来たときは買いたいところです。
キャンプ場を突っ切って登ると、鹿フェンス沿いに指導標がありますが、これはパスして車道を進んだ方が登りやすいです。車道終点から鹿フェンスを開けて、登山道へ。急登です。しばらく行くと雪の残りが多くなってきたので、軽アイゼンを装着。木々の向こう側ですが、南アルプスが見れました。



240302_2.jpg途中分岐がありますが指導標に従い、二十六夜山方面へ。少し岩がちなところを登り、緩やかになり、分岐を進むと三角点のある山頂。分岐から山頂のあたりが5~10cmの雪が残っていました。広葉樹が多い一体なのでやはり、新緑か紅葉の頃に来るのがよさそうです。
尾崎への下山は先日の雪のためか、スギなどの倒木や枝が結構落ちていてやや歩きにくいところがありました。



240302_3.jpg尾崎から寺下峠へ向かいますが、登り口に指導標がなくわかりにくいですが、大曲橋を渡ってすぐから登ります。沢沿いを登りますが、こちらもやや倒木などあり。最後急登すると、寺下峠です。寺下峠では、尾根道の指導標はありますが、塩瀬へ下る道の指導標がありません。倉岳山方面の道から、ちょっと右にある道でくだります。踏み跡はしっかりしていますし、途中からは指導標も豊富です。ただ、途中ザレ場のようなところが続くので要注意です。また、沢沿いの道も少々荒れていて、道が不明瞭で、私は少し迷ってしましました。解説の本や地図をしっかり見ながら下る必要がありそうです。

冬らしい、山を歩けて、少し雪道も歩けて良かったですが、富士山が見えないのと、広葉樹が豊富なので新緑か紅葉の頃もよさそうです。

浜坂-100分-二十六夜山-70分-尾崎-45分-寺下峠-65分-塩瀬(登山口)-30分-柳川駅
合計5時間30分
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