2013年06月02日

『ローマ人の物語』 塩野七生

『ローマ人の物語』 塩野七生 新潮文庫 全43巻

 blogを更新するのが、またまた久々になってしまいました。
 そろそろ、このblogも忘れ去られてしまいそうですが・・・。

 さて、ようやく塩野七生さんの『ローマ人の物語』を読み終わることができました。昨年の10月くらいから読み始めて約8ヶ月間どっぷり、ローマ人の世界に浸かっていました。本屋でお気に入りの人新刊が出ても、村上春樹氏の新刊がでても、見向きもせず、『ローマ人の物語』を読み続けたのはかなり驚きです。
 それだけ、塩野さんの描くローマ人の世界が魅力的だったと言うことだと思います。文庫版の冒頭に、あるように、一冊一冊が厚くなく、2冊持ち歩くときも簡単に持ち歩けて、各巻がワンコインで買えるというのも、読みやすさという点では別の魅力だと思います。

 さて、『ローマ人の物語』ですが、僕は本は読み終わったときに、よかったと思えれば、それでよいと思っているのですが、さすがに、この長い長い物語で多少なりとも思うところがありました。でも、まだまだ読み切れていないな、という感じです。さらに、長い時間かけて、読み直したり、blogを書いたりしていきたいと思っています。
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2013年02月11日

『ローマ人の物語 ローマは一日にして成らず』 塩野七生

『ローマ人の物語 ローマは一日にして成らず』 塩野七生 新潮文庫(上下)

 単行本にして15巻、文庫本にして43巻になる塩野七生さんの『ローマ人の物語』。昨年の9月に会社の研修で社長のお薦めの本の1つとして紹介されたのが読み始めたきっかけ。ここ数年、何かその年に読んだと思える本を読もう、と思っていたのですが、2012年はなかなか本に巡り会えずにいて、そのときに聞いて「これは!」と思ったのです。

 塩野さんの結びを少し引用させてもらうと『伝承によれは、ローマは紀元前753年に建国された。そして、史実によればローマは前270年にイタリア半島の統一を完成する。(略)『ローマは一日にして成らず』は、この五百年間をとりあげている』。
 初期ローマというのは、なにやら日本書紀の初めの方にあるようななんだかよくわからない物をぐるぐるかき混ぜていたら島ができてきた。というような印象をうけ、少々文章にもキレがない様に思う。それが、後半になってくるとローマの形がしっかりしてくるように文章も徐々にキレが出てくる。といっても、まだまだ壮大な物語の始まり。これからを楽しみに読んでいく序章。
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2013年01月27日

『閉鎖病棟』 帚木蓬生(ははきぎほうせい) 新潮文庫

 元医師であるいう、帚木さんが書かれた、精神病院のお話。例によって、何でも読む僕のことなので、BOOK OFFのおすすめコーナーに並んでいたので、何気なく手に取ったのだと思う。おそらく、内容を知っていたら読まなかっただろう本。
 正直、この手の本は好きじゃない。なぜ、好きじゃないかというと「本当なの?」と、思ってしまうから。でも、読んでいく中で、この本には妙に説得力を感じた。それは、元医師であるという裏付けがあってのことと、すごく丁寧に書かれた本なのだろうなぁと感じられた事。
 昭和30年代くらいのにおいのする本ですが、決して古くならない物語だと思います。
 (2012年読了)
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2013年01月23日

『もしもし下北沢』 よしもとばなな 幻冬舎文庫

 よしもとばなな氏も、僕のお気に入りの人。と、桐野夏生、川上弘美、よしもとばなな、と女性の作家さんばかり並んでますね・・・。
 『もしもし下北沢』は、タイトルにもあるように下北沢を舞台にした物語。よしもと氏の独特の語り口で、ゆっくりと進んでいく物語。こういう何気ないというか、一見ドラマじゃないような、それでいて、すっごいドラマというのは、氏独特の物語のように思う。ただ、桐野氏のようなあくの強い(!?)小説の後に読んじゃうと、少しかすんでしまうようにも思う。それは、僕の読み方が悪いのかもしれない。よしもと氏の本は、ゆっくり、丁寧に読んでいかないといけないのかもしれない。
 (2012年読了)
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2013年01月21日

『風花』 川上弘美 集英社文庫

 こちらもお気に入りの川上さん。桐野さんとは、だいぶ雰囲気は変わりますが・・・。
 っと、『風花』ですが、実は前に読んでいました。どこかに、出かけるときに本が手元になくて買ったのですが、読み始めて「あれ? 読んだことあるじゃん」と。
 シュールな雰囲気の中で話される、女性の物語。振り子がゆっくり揺れるように流れていく物語、いや、そうではない。水が高いところから低いところにゆっくり流れていくような、しっかりと、流れのある女性の心の動きを描いた物語の様に思います。
 (2012年読了)
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2013年01月19日

『IN』 桐野夏生 集英社文庫

 お気に入りの桐野さんの本。いつ読んでいたか、覚えてないのですが、電車の中で読んでいたように思います。いや、バスの中かもしれない。ひょっとしたら、違うかもしれない。いろいろ訪ね歩くこの小説が、そういう移動体の中で読んでいたように錯覚させているのかもしれない(とは、言い過ぎ)。
 「緑川未来男」と、本当に実在するかのような(googleで調べてしまいました)、男の小説を追っていく小説。社会派という、冠もつく桐野さんですが、こういう物語の中の物語も、人の中身をぐっとさらけ出して、おもしろい。
 (2012年読了)
posted by コジコジ at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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