2025年04月28日

九鬼山〜高畑山(山梨県都留市・大月市・上野原市)

250428_1.jpg相模川の山梨県内での流れの、桂川の南岸(右岸)にある山でまだ歩いてない九鬼山〜高畑山を歩いてきました。富士急行の禾生(かせい)駅から九鬼山(670m)、高指、桐木差山(854m)、大桑山、高畑山(982m)、天神山(876m)と歩いて、穴路峠から中央線の鳥沢駅へというコース。

禾生から九鬼山までは、杉山新道のとてもよく整備された道。ただし、かなりジグザグの急登。マムシグサの花が咲いていたり、ときおり桜の花びらが舞っていました。1週間ほど早ければ桜ももっと咲いていたのかもしれませんが、高い木が多い感じだったので、登山道からどの程度見れるかはわかりません。
天気は下り坂の予報でしたが、九鬼山からは富士山も見れました(写真1枚目)。




250428_2.jpg九鬼山からいったん富士見平までもどり、鈴ヶ音峠方面へ(現地案内は「鈴懸峠」の表記)。倒木が多く、また、かなり急なアップダウンが続きます。マムシグサ(写真)のほかに、ランソウ、ヒトリシズカ、フデリンドウなどが咲いていてまあまあ楽しめる尾根歩きです。
鈴ヶ音峠でいったん車道に出て、突坂峠からふたたび登山道。ここから大桑山までもこれまでにないような急登。高畑山までの間に岩稜もありなかなかのハードコース。
高畑山も大月市の秀麗富嶽十二景に選ばれていて富士山が見えました。





250428_3.jpg 高畑山からは倉岳山方面にすすみます。天神山からは昨年登った百蔵山、扇山がきれいに見えます。穴路峠から鳥沢方面へ。小規模なザレ場は少々怖いですが、慎重に下り、沢を何度か折り返すと、右岸に大きなトチノキが(写真3枚目)。このトチノキと近くにある夫婦杉を見るために、穴路峠からの道にしましたが沢もなかなかで、下山コースも楽しめました。
整備中の小篠貯水池を越え(出口の開け方がすぐにわからず少々困りましたが、左側が開きます(登る場合は右側))、鳥沢駅へ。


禾生駅-15分-登山口-50分-弥生峠-25分-九鬼山-75分-高指-30分-鈴ヶ音峠-10分-突坂峠-30分-大桑山-30分-高畑山-25分-穴路峠-45分-分岐路-15分-小篠貯水池-35分-鳥沢駅
合計7時間10分



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2025年03月22日

津久井城山・榎窪山・草戸山(つくいしろやま375m・えのくぼやま420m・くさとやま364m)

250322_1.jpg昨年、富士川、信濃川、荒川の分水嶺である甲武信ヶ岳を訪れ、3つの川の分水嶺を訪れるのも面白そう、と思い、今回、多摩川、相模川、境川の分水嶺である榎窪山へ行ってきました。南側の、津久井城山を登り、津久井湖を渡り、榎窪山。そこから、草戸山を通り、高尾駅へ下るコースにしました。

橋本からバスで、「城山登山口」へ。神奈川県立津久井湖城山公園として整備されていて、HPからパンフレットがダウンロードできます。入り口にもパンフレットが置いてあります。
今回は、小倉登山道、女坂を通り、山頂へ。車坂(男坂)を御屋敷、パークセンターへと下りました。
途中、鷹射場(たかうちば)からは、相模川の見事な河岸段丘が見れます(写真1枚目)。




250322_2.jpg 山城は登城するのも大変だなぁ、と思いながら登っていき、烽火台(のろしだい)へ着くと今度は丹沢方面がきれいに見れました(写真2枚目左が蛭ヶ岳、中央から左が丹沢山と思います)。
山頂からは、津久井湖やこれから登る峯の薬師方面の展望がいい感じでした。途中、鎖場と書かれたところもありますが、鎖を垂直に登るようなところではなく、手すりとして登るところなので難しいところではありませんでした。
県立津久井湖城山公園を出て、しばらく車道歩き。三井大橋(みいおおはし)歩行者はつり橋でした、を渡り、しばし歩くと、峯の薬師の表参道の案内があります。そこから、登ります。
峯の薬師は現地の案内によると、高尾の薬王院、東京の新井薬師、大山の日向薬師とともに武相の四大薬師といわれているそうですが、残念ながらいまは訪れる人はそんなに多くなさそうでした。


250322_3.jpg 奥の院から、電波塔をいくつか超えると、三沢峠。草戸山方面へ折り返すと、榎窪山。このあたりが、今回の目的地の多摩川、相模川、境川の分水嶺。以前も来たことがあるはずなのですが改めて分水嶺であることを意識して歩きました。

そのあとは、草戸山から四辻を通り、高尾駅へ向かいました。三沢峠から細かいアップダウンを繰り返すのが、低山の尾根歩きらしい感じですが、少々疲れます。
最後は、浅川金刀比羅宮へお参りして、高尾駅へ。相模川の流域である津久井城山の南からスタートして、境川の源流域である城山湖を回り、多摩川水系の高尾へと歩けました。

城山登山口-60分-城山山頂-20分-パークセンター-40分-峯の薬師登山口-55分-三沢峠-25分-草戸山-55分-四辻-50分-下山口-10分-高尾駅
合計5時間30分



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2025年02月10日

明星ヶ岳(932.8m)・明神ヶ岳(1196m) 神奈川県小田原市・箱根町

250210_1.jpg昨年買った地図読みの本に乗っていたルートで、箱根湯本から塔ノ峰、明星ヶ岳を経て、明神ヶ岳へ。宮城野へ下山するルートで歩いてきました。

箱根湯本の駅を降りてすぐに右に折れ線路をくぐり、箱根湯寮とかの方面へ。阿弥陀寺の入り口からかなりの登りが始まります。お寺を過ぎてもなおも急坂で、岩屋への分岐あたりからなだらかになる。尾根に出て登っていくと塔ノ峰。三角点があるが樹林帯で、木々の向こうに山々が見える感じ。
ゆったりとしたアップダウンを越えて、少し急な下りになると林道。少し林道を歩いて、再び登山道。また直登。なんだかこのコースはつづら折りにならずに直登が多いみたい。




250210_2.jpg 笹の隙間を歩あるいたり、木々の隙間から相模湾や、箱根の山を見て歩くと、明星ヶ岳。現地案内板によると、小田原方面から真西にある山で宵の明星が輝くのでこの名がついたとか。
山頂付近から少し雪が残っていました(写真1枚目)

明星ヶ岳から北北西に進みますが、これから上る明神ヶ岳が見えてきます。宮城野40分、明神ヶ岳45分の分岐を過ぎると急な登り。ここは少し九十九折な感じでした。
ただ、平たんなところは雪解けと解けた霜柱なのか、田んぼのような道になっているところも。慎重に歩いて明神ヶ岳山頂へ。
山頂からは大涌谷方面(写真2枚目)や、相模湾方面(写真3枚目)、富士山の展望がばっちりです。やっぱり、冬の時期は展望がよい可能性が高い。



250210_3.jpg 山頂からは先ほどの宮城野40分、明神ヶ岳45分の分岐まで戻り宮城野へ下山。分岐からの下り始めに少し雪がありましたが、その先はほぼ雪もぬかるみもなく下れました。
砂防ダムのある沢を渡り、すぐに、車道を横切るとその先は別荘地の横を通る不思議な道。国道へ出て、セブンイレブン箱根宮城野店で休憩して、登山鉄道に乗りたかったので強羅駅まで100mくらい登り返し(一番急だったかも)。宮城野からバスで湯本に行く方が楽ですね(渋滞も少し気になりますが・・・)。

箱根湯本-25分-阿弥陀寺(登山口)-40分-塔ノ峰-25分-林道の登山口-70分-明星ヶ岳-40分-分岐点-45分-明神ヶ岳-45分-分岐点-50分-下山口-15分-セブンイレブン箱根宮城野店-15分-強羅駅
合計6時間40分



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2025年01月25日

陣馬山−高尾山

250125_1.jpg今年も新年恒例の、陣馬ー高尾へ行ってきました。
いつも通り、陣馬高原下までバスで行き、和田峠、陣馬山、景信山、城山、高尾山とめぐり、高尾山口へ下るルート。
陣馬高原下から車道を登り始めると、車両通行止め。途中で法面の工事をしておりました。
陣馬山へ登っても、今年は残念ながら雲が広がり富士山は見えませんでした。また、いつもより暖かいのか、陣馬山から明王峠へ向かって下りだしてわりとすぐに、ぬかるみになっている箇所があったりしました。
とりあえず、笹の道の写真で。



250125_2.jpg景信山と小仏城山ではどちらも、恒例の(?)餅つきが行われていたりして、盛り上がっていました。
いつもより、人も出多かったのではないでしょうか?




250125_3.jpg 高尾山で薬王院にお参りして、交通安全祈願。高尾スミカで、お土産の天狗焼きを買い、下山。ちょっと中盤飛ばしすぎたのか、少々足が痛くなってしまいました・・・。

陣馬高原下―55分―和田峠―20分―陣馬山―30分―明王峠―60分―景信山―40分―小仏城山―40分―高尾山-40分-高尾山スミカ-30分-下山口―10分―高尾山口駅 (合計6時間45分)


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2024年10月26日

滝子山(山梨県大月市 1620m)

241026_5.jpg昨年( http://kojikoji0927.seesaa.net/archives/202311-1.html )に続き紅葉目当てに行きましたが、予想通りちょっと早かったようです。
今年は、初狩駅から藤沢集落を抜けて、檜平から山頂へ。笹子方面に道を取り、途中、曲り沢峠へ抜けて、大鹿山へ寄り道して景徳院へへ下り、甲斐大和まで行くルートをとりました。
藤沢集落からも沢沿いの道を歩くのですが、曇りで少し暗い道を歩く感じになりました。最後の水場をすぎて広葉樹の森に入り、しばらく歩くと、木の根元におがくずのようなものがたまっている気が目につきました。ミズナラの、カシノナガキクイムシによる虫食いではないかと思います。かなりの本数がやられているようで、今後枯れてしまうのか、心配です。


241026_2.jpg檜平の手前あたりからガスがかかり、しばらくガスの中を歩く感じになりました。ところが、三角点山頂の手前あたりからガスが晴れ、山頂付近からは雲海の上に浮く富士山が見られました。
これは見事。



241026_1.jpg特に紅葉は、鎮西ヶ池から笹子方面に下り、防火帯のあたりが昨年きれいだったのですが、今年はやはり早すぎました。写真は往路、檜平から三角点山頂の間で撮ったものです。
さらに進み沢沿いを進むあたりから、再びガスの中。笹子に下るのも考えたのですが、曲り沢峠方面へ向かいました。大鹿山へより、ちょっと戻り景徳院へ下りました。電車の時間がタイミング悪そうだったので、景徳院を見学してから、甲斐大和駅へ。
駅近くのセブンイレブンによろうと思ったのですが、閉店していました・・・。

初狩駅-30分-子神社-15分-林道終点-45分-最後の水場-60分-檜平-40分-山頂-10分-鎮西ヶ池-60分-曲沢峠-25分-大鹿山-65分-景徳院-30分-甲斐大和駅
合計7時間10分
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2024年08月06日

甲武信ヶ岳 2日目(2483m 長野県川上村、埼玉県秩父市、山梨県山梨市)

240806_1.jpgこの日は甲武信小屋から再び甲武信ヶ岳山頂へ行き、三宝山、信武白岩(ぶししらいわ)岳の直下、大山、十文字峠を通り、毛木平へ下るコース。
甲武信小屋は東面が開けているのですが、残念ながら雲で日出は見えませんでした。
甲武信ヶ岳へ登り返す途中、ちょっと季節外れのシャクナゲが数輪咲いておりました。季節に来るとなかなか圧巻と思われます。
甲武信ヶ岳山頂へ行ったときは富士山がはっきり見え、写真を確認するとうっすら南アルプスは見えていたようです。
山頂でしばらくのんびりして、三宝山へ。甲武信ヶ岳方面からだと山頂前に、三宝岩への分岐があるようですが、見逃してしまい、そのまま三宝山へ。今回の山行の最高峰2483m。三宝岩へ行かないと展望はなし。

三宝山からは苔むした樹林帯の中などを進みます。



240806_2.jpg尻岩(写真2枚目)といわれる巨岩を過ぎると登り返し。信武白岩(ぶししらいわ)岳の山頂は立ち入り禁止。直下で休憩します。
ほどなく、大山へ。トンボがいっぱい飛んでいました。




240806_3.jpg大山からから下り始めるところに鎖場が3〜4か所あります(写真3枚目)。下りなので慎重に下ります。鎖が終わると苔むした樹林帯を行き、十文字小屋へ。小屋の方が出てきて、この時期は暇なんだよーと。
十文字小屋を過ぎると急な下り。
水のある水場(八丁坂の頭あたりの水場は枯れていると思います)を過ぎると道も平たんになり間もなく毛木平。


甲武信ヶ岳は、アズマシャクナゲが有名でそのシーズンが混むようですが、夏も空いていていいかもしれません。ただ、午後からの天候の急変には注意。
コースとしても、源流をたどる沢沿いのコース、山頂からの展望、苔むした森、岩場など、楽しめ面白い山行になりました。

1日目
毛木平-120分-ナメ滝-75分-源流の碑-40分-甲武信ヶ岳-15分-甲武信小屋
合計4時間15分

2日目
甲武信小屋-20分-甲武信ヶ岳-30分-三宝山-85分-信武白岩岳の直下-50分-大山-40分-十文字峠-90分-毛木平
合計6時間




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