2010年07月25日

『月の扉』 石持浅海

『月の扉』 石持浅海 光文社文庫

 下の記事の、『イニシエーション・ラブ』と同じくブックオフのおすすめの棚にあった本です。相変わらず、内容は全く確認せずに、タイトルと表紙の印象で選んでいるので、まったくジャンルの異なる本が並びます。

 さて、『月の扉』表向き(?)は、推理小説の体をとっています。
 密室殺人をそこら辺の一般人が説いていくというストーリーはなかなか、リアリズム−現実感−があって面白い。
 とはいえ、この本のおもしろさはそこだけじゃない。事件の中心となる人物を取り巻くストーリーに不思議とリアリズムがある。現実的には起こりえない事がいくつか起こるんだけど、不思議と現実にあってもおかしくないな、という説得力がある。そこらへんが、推理小説という理詰めでないと構築できない器の中に組み立てられた小説だからなのだろうか。
 なかなか、おもしろい1冊。石持さんの本はもう何冊か読んでみないと思う。
posted by コジコジ at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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