2022年10月28日

笹子雁ヶ腹摺山

221029_1.jpg笹子雁ヶ腹摺山(1358m 山梨県大月市/甲州市)。
2007年以来の再訪。その時は、午前中天気が悪く、また、上り下りがきつかったと、書いています。2007/11/03
今回もその時と同じように、中央線の笹子駅で降りて、新中橋登山口から直登し、笹子雁ヶ腹摺山へ。米沢山からお坊山をめぐって、大鹿峠から景徳院へ下るコースをとりました。
このコースは、甲府盆地と大月を結ぶ要衝。中央高速、国道20号、JR中央線の上を歩きます。頭上には幾本かの高圧電線も通ります。写真1枚目は直登中の鉄塔。ちなみに、大鹿峠からの下りは送電線巡視路と重なっているようです。
笹子雁ヶ腹摺山から富士山が見えるはずなのですがあいにくそちら方面は曇り。また、笹子雁ヶ腹摺山山頂は、木立が多いので、休憩のお勧めは、米沢山への途中に露岩がありそのあたりがよいかもしれません。

221029_2.jpg今回、歩いていて、どんぐりが多く落ちていました。栗のイガも落ちていたので、野生の栗もあるのでしょうか?
米沢山の手前には鎖の設置された岩場もありますが、鎖場というよりは、ロープが設置されている岩場という感じで基本的には岩を登るところ。
途中、滝子山から大菩薩方面がきれいに見えるところもあったり、お坊山の山頂からは南アルプスや八ヶ岳が雲間に見えました。雲がなければなかなかの展望台です。

221029_3.jpgお坊山からは大鹿峠を目指します。2007年の時にわかりにくいと書いていた道はなくなったようです(2022年版の地図では全く赤線なし)。途中、木立が並び、落ち葉が敷き詰められて踏み跡が分かりにくい箇所があるので要注意です。私も、足元が柔らかくなり「これは道ではない」と少し戻ったりもしました。大鹿峠はいったん左側の崖の上に登り、送電鉄塔を目指します。その先は、送電線巡視路も重なり階段なども整備されて下りやすい道になります。
杉林になり、神社に来るともう下山ですが、下山口は、民家の庭というのがちょっと驚きです。下るときはいいですが、登るときは、見つけるの大変そう(指導票はありますが)。

少々、上り下りがハードな山ですが、天候の良い時を選べば木立の中を歩け、展望もあり、ちょっととした鎖場っぽいところも歩ける楽しい山かもしれません。それに、笹子トンネルの上をこえるというのも楽しみかもしれません。

笹子駅-35分-新中橋登山口-90分-笹子雁ガ腹摺山-60分-米沢山-35分-お坊山-35分-大鹿峠-50分-田野登山口-30分-甲斐大和駅
合計6時間30分


posted by コジコジ at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩・山歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする