2013年01月27日

『閉鎖病棟』 帚木蓬生(ははきぎほうせい) 新潮文庫

 元医師であるいう、帚木さんが書かれた、精神病院のお話。例によって、何でも読む僕のことなので、BOOK OFFのおすすめコーナーに並んでいたので、何気なく手に取ったのだと思う。おそらく、内容を知っていたら読まなかっただろう本。
 正直、この手の本は好きじゃない。なぜ、好きじゃないかというと「本当なの?」と、思ってしまうから。でも、読んでいく中で、この本には妙に説得力を感じた。それは、元医師であるという裏付けがあってのことと、すごく丁寧に書かれた本なのだろうなぁと感じられた事。
 昭和30年代くらいのにおいのする本ですが、決して古くならない物語だと思います。
 (2012年読了)
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2013年01月23日

『もしもし下北沢』 よしもとばなな 幻冬舎文庫

 よしもとばなな氏も、僕のお気に入りの人。と、桐野夏生、川上弘美、よしもとばなな、と女性の作家さんばかり並んでますね・・・。
 『もしもし下北沢』は、タイトルにもあるように下北沢を舞台にした物語。よしもと氏の独特の語り口で、ゆっくりと進んでいく物語。こういう何気ないというか、一見ドラマじゃないような、それでいて、すっごいドラマというのは、氏独特の物語のように思う。ただ、桐野氏のようなあくの強い(!?)小説の後に読んじゃうと、少しかすんでしまうようにも思う。それは、僕の読み方が悪いのかもしれない。よしもと氏の本は、ゆっくり、丁寧に読んでいかないといけないのかもしれない。
 (2012年読了)
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2013年01月21日

『風花』 川上弘美 集英社文庫

 こちらもお気に入りの川上さん。桐野さんとは、だいぶ雰囲気は変わりますが・・・。
 っと、『風花』ですが、実は前に読んでいました。どこかに、出かけるときに本が手元になくて買ったのですが、読み始めて「あれ? 読んだことあるじゃん」と。
 シュールな雰囲気の中で話される、女性の物語。振り子がゆっくり揺れるように流れていく物語、いや、そうではない。水が高いところから低いところにゆっくり流れていくような、しっかりと、流れのある女性の心の動きを描いた物語の様に思います。
 (2012年読了)
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2013年01月19日

『IN』 桐野夏生 集英社文庫

 お気に入りの桐野さんの本。いつ読んでいたか、覚えてないのですが、電車の中で読んでいたように思います。いや、バスの中かもしれない。ひょっとしたら、違うかもしれない。いろいろ訪ね歩くこの小説が、そういう移動体の中で読んでいたように錯覚させているのかもしれない(とは、言い過ぎ)。
 「緑川未来男」と、本当に実在するかのような(googleで調べてしまいました)、男の小説を追っていく小説。社会派という、冠もつく桐野さんですが、こういう物語の中の物語も、人の中身をぐっとさらけ出して、おもしろい。
 (2012年読了)
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2013年01月18日

『彼方の声』 村山由佳 集英社文庫

『彼方の声』おいしいコーヒーの入れ方 Second Season VI。
 引き続き、「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズ。オーストラリア編でキーになりそうな女の子が登場。典型的な(?)、ずけずけ他人の敷居に入ってくるタイプの少女。だけど・・・というあたりから今後の物語につながっていきそうな予感。
 (2012年読了)
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2013年01月17日

『雲の果て』 村山由佳 集英社文庫

『雲の果て』おいしいコーヒーの入れ方 Second Season V。

 文庫版の「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズが発売されると夏を感じる。「100冊」店頭に並ぶのと同じような夏の風物詩。
 2011年の夏に出た『凍える月』では、その先が思いやられる終わり方をしていたので、どんな続きになるのだろうと気をもんでいた一冊。
 ところが、物語は一変、オーストラリアに舞台が移っていた。最初、読む本を間違えたか、と思っていたのですが、そうではなく、読み進めていくと、理由がわかってきました。オーストラリアが妙に暗く沈んで見えるこの一冊。
 (2012年読了)
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